Tea Time -研究者Tのつぶやき-

自分の専門分野(宇宙天気、オーロラ)のことや子育てのこと、趣味のことなど、思いつくままに書いてみようと思います。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

地磁気観測所と常磐線

 最近、ブログしている暇がとんとありません。まあ、ネタには事欠かないんですが、何せ文章書くのが遅い人なので、短文でもえらく時間がかかってしまい、まとまった時間がとれないと、ついついお休みしてしまうという感じになっています。子供のこととかは、あーるがブログに書きまくっているので、かぶるのもどうかなーと思うと、また書かなくなるという感じで。。

 先日、茨城県石岡市柿岡にある地磁気観測所に出張してきました。宇宙天気予報にとって、地磁気は、天気予報における雨や風みたいなもので、基本的なデータの一つです。10年近く前に訪問したことがあったのですが、それから長いことご無沙汰してました。意外と知られていないことですが、地磁気の観測は気象庁で行われています。いわゆる気象や地震などの観測に比べるとマイナーで、関わっている職員の数も決して多くはないのですが、世界的にもトップレベルの観測を行っており、データが国際的にも利用されている上に、外国からも見学や技術研修に来られる方が多いです。地磁気観測所へ行くには、常磐線で石岡まで行き、そこからバスやタクシーを使って移動します。

 上野から常磐線に乗って、取手を過ぎると、藤代までの間で電車の電源が一度切れます。特急フレッシュひたちの場合、車内の電気が消えないので気が付きにくいのですが、耳を澄ませているとエアコンやモーターの音が聞こえなくなるので、電気が切れていることに気が付きます。今回の出張でも確認しました(笑)。(ちなみに、昔のスーパーひたちの車両だと、非常灯のみで車内の明かりが消えるので、結構目立ってました。。最近はどうかわかりませんが。。)

 これは何かというと、取手と藤代の間で、直流電源と交流電源が切り替わっているのです。上野から取手までは直流電源区間で、藤代から先が交流電源区間となっています。他にも、つくばエクスプレスが秋葉原-守谷間が直流区間、守谷から先が交流区間になっていて、水戸線も基本は交流電化です。というわけで、茨城県はでは直流電源を使わずに、交流電源を使わない配慮がなされています。このことに、地磁気観測所が関わっています。

 電流が流れると磁場が発生します。この磁場が地磁気の観測に影響を与えてしまうのです。交流の場合は、その電源の周波数の信号を除去することで、観測への影響を取り除くことができるのですが、直流の場合だと、それが難しいため、地磁気観測所周辺の鉄道については、直流電源を使わない配慮がなされています。地磁気の観測なんて、普通の人にとってはほとんどなじみが無い世界と思われがちですが、こんなところで日常生活とも関係していたりします。
スポンサーサイト

科学薀蓄? | コメント:1 | トラックバック:0 |
<<今年もボウルダーは雪!です。 | HOME | 黒姫、リマーカブルズ、ウィスラー>>

この記事のコメント

へー!知らなかった。
最初は「またてっちゃんな話題を・・・」と思ったけど、そういうことなのね、面白かったよ。
もっと書けばいいのに。子どものこともね(笑)
2010-04-15 Thu 13:38 | URL | あーる #-[ 編集]

コメントの投稿















コメント非公開の場合はチェック

この記事のトラックバック

| HOME |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。