Tea Time -研究者Tのつぶやき-

自分の専門分野(宇宙天気、オーロラ)のことや子育てのこと、趣味のことなど、思いつくままに書いてみようと思います。

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南アフリカHermanusに出張

 南アフリカのHermanusに行ってきました。HFレーダーという観測装置で極域や中緯度の電離圏を観測している研究者の集まりに参加するのが目的です。以前、ブログに書いた通り、私の所属する研究グループでも、アラスカのKingSalmonにHFレーダーを持っていて、昨年秋からこの装置の責任者になったので、この会議に参加しました。
 土曜日の朝に自宅を出て、到着したのが日曜日の夕方。。。飛行機の所要時間は1日以上!使ったのはトルコ航空のイスタンブール経由でしたが、他の航空会社を使ったとしても、時間はそれほど変わりません。所要時間が長いと、飛行機に乗っているだけで、えらく疲れます。ここしばらく、寝不足が続いていたせいか、機内では、ほとんど寝ていました。

 トルコ航空は機内食がおいしかったです。そうすると、食事を食べすぎてしまうのがNGです。体をあまり動かさないで、食事ばっかりしていると、確実にお腹の肉が増えていく。。。飛行機以外でも、南アフリカでの食事は概ね美味しく、ついつい食べ過ぎてしまいます。。あと、ワインの産地のようで、Ice Breakerやポスターセッション、ディナーなどで、ワインがふるまわれました。結構おいしかったです。ちなみに、最後の夜に行われた会議のディナーはワイナリーでした。。
 
 宿泊したのは、Misty Wavesというホテル。思いっきりリゾート地的なホテルです(笑)。なんせ、部屋でインターネットが使えない。。。ネットが使えるのはロビーだけ。。そのため、朝と夜は皆でロビーに集まって、パソコンで仕事をするというスタイル。。会場でもネットは使えたのですが、httpだけなので、sshで直接ログインして作業したい場合には、ホテルのネットを使うしかありません。ホテルのネットは、100R払ってパスワードを教えてもらい、期間中ずっと使えるというしくみでしたが、一人一人にこっそりパスワードを教えるのですが、極めて簡単なもので、実は結局のところ皆同じパスワード。。さすが南アフリカ。。大らかです。ちなみに部屋はこんな感じです。
Hermanus 1

窓からの景色はこちら。
Hermanus 2

どっちかというと、休暇で立ち寄りたい感じの場所です。まあ、所要時間考えると、そうおいそれと立ち寄れるようなところではありませんが。。

 つーさんにとって、Hermanusといえば、地磁気の観測所がある場所という認識ですが、一般には南アフリカのリビエラと言われている場所だそうで、要は海辺のリゾート地。私の眼には昔住んでいた平磯に雰囲気が似ているように映りました。海は波が高めで、岩場の海辺に波しぶきがあがっているあたりは、まさにそっくり(笑)。
Hermanus 3

学童仲間のIさんがサーフィンをしに行きたいと言っているのも、うなづける気がします。一応、南半球ですから、季節としては、冬なはずなのですが、日中はとても温かく、半袖でも申し分ないくらい。でも、油断すると夜は寒かったりします。

 会議は、とにかくHFレーダーという装置を使って研究をしている人の集まりで、割と同じメンバーが継続的に集まっている家族的な雰囲気の強いものです。皆、気さくな連中ばかりで、研究を大いにenjoyしているという感じです。分野は磁気圏から超高層大気、それからレーダのハードウェアや処理システム、データの解釈まで幅広く、HFレーダに関してまだまだ初心者の私には大変勉強になるものでした。今回は装置を使った観測の計画を話したのみで、具体的な結果はまだ出ていないのですが、次回はポスドクのSさんにも頑張ってもらって、結果を報告したいですね。。
 今回もう一つの収穫はアラスカ大のBさんや極地研のSさんと話をして、レーダのハードウェアのことが大分分かってきたという点です。これまでは、まずは装置を再立ち上げして、観測を再開させるところまでが関の山だったのですが、ようやっと今後どのようにしていくかについての道筋が見えてきたような気がします。

会議の中日の午後にエクスカーションがありました。ボートに乗ってWhele Watchingとのことだったので、船に弱いつーさんは泣く泣く辞退。。。仕方が無いので、一人で海辺を散歩。。海辺にそって、ずっと小道があったので、そこを歩きました。道沿いから見える海の景色はこんな感じです。
Hermanus 4

また、動物や鳥にも遭遇しました。
Hermanus 5Hermanus 6

あと、海辺に降りて、岩についている小さな貝をとってみたのですが、日本の貝と違って、人間に捕まえられてもふたを閉じません。おそらく、食べられた経験が無いのでしょう。平磯の海岸でも見かけるような貝で、このあたりに日本人が済んだら、きっと捕まえて食べそうな感じの貝なんですけどね。

時間があったら、この山にも登ってみようかな?と思ったのですが、そこまでの余裕は今回は無く。。。
Hermanus 7

また、近くの店で、絵葉書を探そうと思ったのですが、全然売ってない。。観光地だと思うのですが、あまり日本でいうところのお土産っぽいものを売っている店が全然ありません。まあ、そういう方がおちつきます。

 行く前に、南アフリカは治安が悪いから気をつけて、と言われたのですが、このあたりではあからさまに危険を感じるところは無かったです。でも、よくよく見てみると、通りや散歩道の要所要所に警察か、ガードマンのような人がいたので、やはり日本とは違うなと感じさせられました。

 南アフリカは現在、アフリカの中での宇宙天気研究のハブを目指して、頑張っているところで、黒人の学生・研究者の発表があったのが印象的でしたが、空港の近くにはスラム街的なエリアがあったり、交差点で物を売っている人がいたりなどで、発展の一方でまだいろいろと問題を抱えているのかなということもちょっと考えさせられました。
Hermanus 8

現在南アフリカを離れ、イスタンブール空港で成田空港行き飛行機のトランジット待ちです。あと5時間くらいで飛行機に乗ります。
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